小金持ちが一番危ない
久しぶりに、親と電話で話した。
税金が上がったとか、年金から住民税を取られるなんて…などなど
色々な愚痴が飛んだ。
結局、一時期小金持ちになっていたせいで、
消費について緩くなりすぎたということを反省している様子であった。
私の記憶にある中では、
実家に一時期小金があったようには思う。
その時に、「服は数万円して当然」「やっぱりいいものを持たなきゃ」
と言いながら、何かと出費していた大人たちを見て育ち、
私もうっかりそんな気がしていたのだなあと実感した。
ちょっとお金が入るからこれくらいの贅沢はしてしまおう、
と思ってしまうことが一番あやしいことになる。
まあ、そのちょっとの贅沢が生きがいで、
そのために仕事をしているという場合はそれでも良いのでしょうが、
それ以外に生きがいがあって
他にしたいことに回せなくなっているのであれば
本末転倒。
私にとっては、
物は生きがいにはなかなかならない。
一時は、服やアクセサリーが生きがいという時期もあったけれども、
それでは心が寂しくなってしまう。